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冷凍カテーテルアブレーション治療ハンドブック

冷凍カテーテルアブレーション治療ハンドブック
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筆頭著者 沖重 薫 (著)

横浜市立みなと赤十字病院第一兼第二循環器科部長,心臓病センター長/東京医科歯科大学循環器内科臨床教授

南江堂

電子版ISBN 978-4-524-24174-3

電子版発売日 2017年8月21日

ページ数 140

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-524-25614-3

印刷版発行年月 2017年7月

DOI https://doi.org/10.15106/9784524256143

書籍・雑誌概要

不整脈の新たな非薬物療法として注目される冷凍カテーテルアブレーションの実践ハンドブック。本治療法の第一人者である著者により、装置のセッティングからカテーテル挿入のポイント、鎮静方法やマッピングの考えかた、各疾患の治療まで実際の過程に沿ってわかりやすく解説。また、高周波カテーテルアブレーションとの対比や実際の症例を交えながら、手技とその工夫など実践面が学べる内容となっている。これから冷凍カテーテルアブレーションを始める循環器医・不整脈医必携の一冊。

目次

【内容目次】
はじめに
第1章 冷凍の物性を理解する
 a 冷凍アブレーションによる組織への影響とは?
 b 心筋組織低温化による電気生理学的変化とは?
第2章 装置のセッティング
 a Umbilicalケーブル接続時のポイント
第3章 バルーンカテーテル挿入に適した心房中隔穿刺のポイント
 a 穿刺のコツと注意点
 b リング状カテーテルの取り扱い
 c バルーンマッサージ
 d FlexCathシースのフラッシュ操作
第4章 鎮静方法
第5章 アイスマッピング
 a アイスマッピングとは?
 b アイスマッピングは信頼できる手法か?
第6章 心房粗動治療の実践
 a 有効な先端電極サイズの選択
 b 伝導ブロック作成のポイント
 c ブロックラインの確認方法
 d 高周波アブレーションと異なる利点
第7章 房室結節回帰頻拍治療の実践
 a 通常型房室結節回帰頻拍の治療法
 b 稀有型房室結節回帰頻拍の治療法
 c 房室結節回帰頻拍に対するアイスマッピング法の落とし穴
 d 房室結節回帰頻拍に対する冷凍アブレーションと高周波アブレーションとの相違点
第8章 WPW症候群治療の実践
 a 副伝導路の離断
 b 具体的なアブレーション方法
 c ケースで学ぶWPW症候群の冷凍アブレーション治療
第9章 ATP感受性心房頻拍治療の実践
 a ケースで学ぶATP感受性心房頻拍の冷凍アブレーション治療
第10章 心室頻拍治療の実践
 a 孤発性心室期外収縮の治療法
 b 持続性心室頻拍の治療法
 c ケースで学ぶベラパミル感受性心室頻拍の冷凍アブレーション治療(1)
 d ケースで学ぶベラパミル感受性心室頻拍の冷凍アブレーション治療(2)
第11章 心房細動治療の実践
 a 術前処置:抗凝固療法
 b アブレーション時に心がける事項
 c 冷凍バルーンカテーテルによる左房天井部線状ブロックライン形成法
 d 冷凍バルーンカテーテルによる左房後壁隔離術
 e 肺静脈電気的隔離術の成功率を向上させる工夫
 f 心房細動の冷凍アブレーションに関する諸問題
 g 冷凍バルーンカテーテルを用いた僧帽弁峡部の横断的離断術
第12章 合併症
 a 肺静脈狭窄
 b 血栓形成
 c 横隔神経傷害
 d 血液生化学的検討
第13章 術後管理とフォロー
 a 術後管理の考え方
 b 経過観察,外来フォロー
第14章 冷凍カテーテルアブレーションの臨床成績
索引

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