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臨床外科 Vol.73 No.2

特集 外科医が知っておくべき 最新 Endoscopic Intervention

臨床外科 Vol.73 No.2
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医学書院

電子版ISSN 1882-1278

電子版発売日 2018年2月5日

ページ数 128

判型 A4

印刷版ISSN 0386-9857

印刷版発行年月 2018年1月

書籍・雑誌概要

特集 外科医が知っておくべき 最新 Endoscopic Intervention 最近の内視鏡治療手技の進歩は著しく,かつては外科治療の対象となった疾患も,今や内視鏡治療が第一選択となることも少なくない.一般的には,外科的手術よりも内視鏡的治療(Endoscopic Intervention)のほうが侵襲は軽微であると考えられており,治療法の選択にあたって外科医が知っておくべきものも多いと考えられる.本特集では,最新の内視鏡治療手技について解説し,外科医が日常診療において選択肢の一つとして考慮できるような知識を身につけることをめざし企画した.内科外科がともにカンファレンスなどで検討するような場合にも役に立てば幸いである.

目次


 最近の内視鏡治療手技の進歩は著しく,かつては外科治療の対象となった疾患も,今や内視鏡治療が第一選択となることも少なくない.一般的には,外科的手術よりも内視鏡的治療(Endoscopic Intervention)のほうが侵襲は軽微であると考えられており,治療法の選択にあたって外科医が知っておくべきものも多いと考えられる.
 本特集では,最新の内視鏡治療手技について解説し,外科医が日常診療において選択肢の一つとして考慮できるような知識を身につけることをめざし企画した.内科外科がともにカンファレンスなどで検討するような場合にも役に立てば幸いである.

■総論:最近の進歩
内視鏡的止血法の進歩(非静脈瘤性上部消化管出血)
田邉 聡・他
ステント治療の進歩
藤澤 聡郎・他
栄養ルート造設の進歩
鈴木 裕・他
■各論:消化管
食道アカラシアおよび関連疾患に対する経口内視鏡的筋層切開術(POEM)
井上 晴洋・他
食道・胃静脈瘤に対する内視鏡治療
中村 真一・他
化学放射線療法後の局所遺残・再発食道癌における光線力学的療法
玉置 将司・他
幽門狭窄に対する内視鏡的金属ステント留置術
太田 弓子
大腸狭窄-内視鏡的治療と外科的治療の使い分け
清松 知充・他
■各論:肝胆膵
胆管結石・胆道炎に対する内視鏡治療
山本 夏代・他
胆管消化管吻合部狭窄に対する超音波内視鏡下治療
山本 健治郎・他
術後膵液漏を含む腹腔内膿瘍に対する超音波内視鏡ガイド下ドレナージ術
良沢 昭銘・他
WONを含む急性膵炎後の局所合併症に対する内視鏡治療
中井 陽介・他
慢性膵炎に対する内視鏡治療
伊藤 謙・他



●病院めぐり
大分市医師会立アルメイダ病院外科
白鳥 敏夫
●Reduced Port Surgery-制限克服のための達人からの提言・2
総論 Needlescopic surgeryかSingle port surgeryか
多賀谷 信美
●英文論文を書いてみよう!-なかなか書けない外科医のための集中講義・2
なぜ論文を書くのか?
杉山 政則
●FOCUS
「腸間膜(mesentery)は臓器である」-腸間膜はどのようにとらえられているのか
秋田 恵一・他
糞便微生物移植-腸内細菌をターゲットとした新規治療法
南木 康作・他
●臨床研究
閉塞性大腸癌への二期的治療における大腸ステントの意義
木下 正彦・他
●臨床報告
外科的治療が有効であった食道癌術後の単発腎転移の1例
瀧井 麻美子・他
●昨日の患者
血液に込められた献血者の想い
中川 国利
●1200字通信・114
歴史の十字路(消化器内科編)
板野 聡
●ひとやすみ・160
女性外科医が活躍するために
中川 国利
●8年目のportrait・4
お・も・て・な・し
新里 陽