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≪麻酔科プラクティス 7≫

痛み診療 All in One

痛み診療 All in One
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≪麻酔科プラクティス 7≫

筆頭著者 山本 達郎 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2022年11月11日

ページ数 324

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-2854-2

印刷版発行年月 2022年11月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830628542

書籍・雑誌概要

麻酔科臨床で注目のトピックスや課題を厳選し,フルカラーでビジュアルに整理・解説.若手からベテラン麻酔科医まで,臨床で役立つ最新かつ最良のテーマを提供する「麻酔科プラクティス」シリーズ.第7巻は,麻酔科の大切なサブスペシャルティ「痛み診療」を取り上げる.痛みのメカニズムから最新の痛みの基礎的研究の成果,薬物療法・インターベンション治療など,「痛み診療」に関わるすべての医療者に役立つ内容となっている.

目次

Ⅰ 痛みとは?
 1 痛みとは─“新しい定義”と古くからの歴史

Ⅱ 痛みのメカニズム
 1 侵害受容器
 2 体性痛
 3 内臓痛
 4 心と痛み
 5 急性痛と慢性痛─臨床に則して,考えるプロセス─
 6 炎症性疼痛
 7 神経障害性疼痛
 8 上位中枢と痛み
 [T]小児の痛みと脳機能

Ⅲ 痛みの制御機構
 1 ゲートコントロール説
 2 下行性疼痛制御系
 3 痛みと情動
 [B]脊髄後角アストロサイトサブセットを介するノルアドレナリン痛覚伝達制御

Ⅳ 痛みの診断
 1 痛みの評価方法
 2 神経障害性疼痛スクリーニング
 3 痛みの症状
 4 fMRIでみる痛みと脳機能

Ⅴ 痛みの治療
 1 薬物治療 作用機序と適応
  1)NSAIDs・アセトアミノフェン
  2)急性痛に対するオピオイド
  3)慢性疼痛に対するオピオイド
 [K&P]オピオイド治療の問題点
  4)α2δリガンド
  5)三環系抗うつ薬・SNRI
  6)漢方薬
 2 インターベンション治療の適応と実際
  1)神経破壊薬および高周波熱凝固法を用いた神経ブロック療法
  2)硬膜外癒着剥離術
  3)脊髄刺激療法
  4)神経ブロック─硬膜外ブロック─
  5)神経ブロック─星状神経節ブロック─
  6)神経ブロック─腕神経叢ブロック─
  7)神経ブロック─坐骨神経ブロック─
  8)神経ブロック─大腿神経ブロック─
  9)神経ブロック─ TAPブロック・腹直筋鞘ブロック─
  10)神経ブロック─胸部傍脊椎神経ブロック─
  11)透視下ブロック─腹腔神経叢ブロック─
  12)透視下ブロック─神経根ブロック─
 [T]高周波熱凝固・パルス高周波
 [T]ブラッドパッチ

Ⅵ リハビリテーション
 1 ペインリハビリテーションの理論
 2 ペインリハビリテーションの実際
 3 認知行動療法の理論
 4 認知行動療法の実際

Ⅶ 患者で診る痛みのメカニズムと治療
 1 神経障害性疼痛
 2 手術後疼痛(急性期・慢性期)
 3 がん性疼痛
 4 腰痛 腰痛診療ガイドライン2019に基づいて
 5 線維筋痛症
 6 複合性局所疼痛症候群(CRPS)
 7 帯状疱疹関連痛
 8 運動器の痛み(関節・筋肉)
 9 頭痛の治療─脳神経外科に送るべき頭痛─
 10 三叉神経痛
 11 小児の痛みの特徴と治療
 12 高齢者の痛みの特徴と治療
 [T]天気と痛み

索 引

[T]=Topics
[B]=Basic
[K&P]=Knack & Pitfalls